保湿剤の塗り方 全身ベタ塗りしてますか?使用量不足はせっかく保湿しているのに勿体ない!
寒波で日本全国寒い日が続いていますね
寒さで体調を崩している方も多いのではないでしょうか
今回は次男のアトピーをキッカケに
保湿剤や軟膏の塗布量不足が
乾燥やアトピー悪化の原因になっているかも!というお話を書いてみたいと思います
ヒルドイド(ヘパリン類似物質製剤)という
あまりにも有名な保湿剤なのでご存知の方がほとんどかもしれません
処方を希望する人が増えたこともあり1ヶ月の処方量が制限されている薬の1つです
そのヒルドイドをつくっている製薬会社さんがmaruho(マルホ)という会社です
病院や薬局ではパンフレットを用意しているところもあるかもしれませんが、
ホームページでもスキンケア方法や保湿剤の塗り方が
動画、テキスト+写真でわかりやすく説明されています
とても参考になるのでぜひ覗いてみてください
保湿剤の塗り方 | マルホ株式会社 (maruho.co.jp)
アトピーのみかた|マルホ株式会社 (maruho.co.jp)
アトピー性皮膚炎でなくても参考になるページがたくさんあるのですが、
その中でも今回子供がアトピーでなければ知らなかったかもしれない
使用量不足についてです
使用量の目安は上の写真のようになっています
ティッシュが皮膚にくっつき、テカテカする程度・・・
かなりの量を塗らないとティッシュはくっつかないのでぜひ試してみてください
わたしはこれを教わった時、子供に塗る量が少なすぎた!と気づきました
わたしはこの半分以下しか塗っていなかったと思います
毎日毎日保湿していても、量が不足していると効果は激減です
では、なぜこれだけの量が必要なのか?
以下maruhoのホームページからの引用
健康な皮膚には角層のバリア機能があり、水分の蒸発や外からの刺激を防いでいます。しかし、皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質といった物質が不足して皮膚が乾燥した状態(ドライスキン)になると、角層が剥がれてすき間ができ、外からの刺激を受けやすくなります。
保湿剤は、皮膚の水分が逃げないように“ふた”をしたり、皮膚に水分を与えたりする役割を持っています。健康な皮膚を守るため、季節に関係なく、毎日、保湿剤を塗ってスキンケアをしましょう。
乾燥した皮膚は皮膚のバリア機能ともいえる角層が剥がれて表面が凹凸になっています
へこんでいる部分には少ない量でも保湿剤が付着しますが、突出している部分は保湿剤がつかず、摩擦を受けやすい状態になってしまいます
この角層はとても摩擦に弱いので、皮膚バリア機能を保つためにも保湿剤を十分に塗ることが必要となります
せっかく毎日保湿していても保湿剤の使用適正量を知らずに
乾燥してしまったら勿体ないですよね
保湿剤をベタ塗りして寒い冬を乗り越えましょう!