【誰そ彼】展から感じる曖昧さの美しさ3選
2023年3月18日
AIアーティスト:窪田望さんの個展【誰そ彼】展に行ってきました
個展のテーマは【AIと人との境界線の曖昧さ】
以前Voicyで窪田さんご自身がお話ししていたので
このテーマについてぜひ聞いてみてください
https://voicy.jp/channel/3239/403750?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F
今回この個展から感じたことは「曖昧さ」の美しさについて
私が個人的に感じた美しさ3選は
①限界や正解がない
②想像・創造力が膨らむ
③自己理解と他者理解がすすむ
そんな世界です
①限界や正解がない
0か1か境界線のハッキリした世界、○か×か他人から評価される世界
今そんな世界に生きている気がします
気持ちが揺れることを否定されたり、やるべきことに追われたり、自分が決めた目標に押しつぶされそうになったり…
境界線が曖昧であれば、どこまでも自由で
自分の限界を自分で決めつけてしまうことはありません
これは正解かな?と不安になることもありません
気持ちが揺れてもいい
どんな曖昧な自分でもいい
正解なんて決まってない
限界も勝手に自分が定めているだけ
他人から×をつけられることに不安を感じていた私でしたが、
周りと同じであることを正解とし、勝手に苦しくなっていました
そんなハッキリしない自分自身も受け入れて、
やりたいようにやってみよう!と思えました
②想像・創造力が膨らむ
AIには敵わないとか、人間がやるから意味があるとか
そんなことはどうでもいいように感じました
AI×人だからできること、自分×他人だからできること
AIと人も似ているところもあれば違うところもある
自分と他人も似ているところもあれば違うところもある
だから様々なモノ・コトが生まれていく
自分の仕事、AIの仕事、他人の仕事などわけれしまわずに
組み合わさることで一人では生み出されなかった創造性が生みだされていく可能性を感じました
③自己理解と他者理解
自己の本質やアイデンティティーについて深く考える機会を得ることができるかもしれません
私は何者なのか?曖昧だからこそ考えます
これからの社会では、多様な文化圏や背景を持つ人々との交流が活発になることで
今まで知り得なかった自分自身、そして異文化で重なることのなかった他者と相互に理解しあうことがより可能になるかもしれません
より豊かな世界観が生まれ、自己理解が深まるのではないでしょうか
アートには全く詳しくない私が
勝手に感じた曖昧さの美しさ
そんな世界を広げられるのは自分次第