はる&あきの日記~心と身体、環境にやさしい暮らし~

40歳の壁をスルッと越えたい医療従事者ワーママ

保育園行事の「目的」と親の「行動」のズレによる違和感

保育園行事のときに感じた違和感について書いていこうと思います

 

それは保育園の行事の「目的」と親の「行動」のズレによる違和感です

もしかしたら感じたことのある方が他にもいるかもしれません

 

わたしの子供たちが通園しているのは公立の認可保育園です

私立保育園のように日常の保育の写真をアップしたり購入したりはできません

アナログな昔ながらの保育園です

親子・保育士・子どものイラスト-無料イラスト/フリー素材

先日、保育園で親子で遊ぶ・交流を目的とした行事が開催されました

普段保育園での写真は撮れないので、写真を撮れる時間を設けてくれていました

 

しかし…

写真を撮れる時間以外も我が子の写真を撮るのに夢中で

子供と遊んでいない親が多数いらっしゃいました

 

保育園側はお手紙や行事前の説明で

何度となく行事の目的、今回の場合は「子供と遊ぶこと・交流すること」について説明していました

写真撮影の注意点についても説明がありました

 

わたし個人の意見としては保育園側は説明責任を果たしていたように感じます

 

それでも理解して「親子で遊ぶ」ことを目的に行事に参加していた親は

どのくらいいたのだろう?と疑問を感じました

 

写真を撮りたい気持ちはわかりますが

「そもそも今回の保育園行事の目的は何なのか?」理解していないのではないかと思います

 

目的を理解していないと行動は伴いません

我が子の写真を撮りたいという親の欲求と、親子で交流する目的を持った行事

 

行動の制限をする以外に「親子で遊ぶ」というシンプルな目的は達成できないのだろうかと悲しい気持ちになりました

 

目的を理解していないと行動できない理由として

他の行動(今回の場合、我が子の写真を撮るという行動)との相対的な価値判断で

写真を撮るという行動が優先されているのだと予測されます

 

また、他の人も撮っているから写真を撮ってもいいだろう、と空気に流されていると思われる方もいらっしゃいました

 

「周りの人もやっているからやってもいい」

このようなことをバンドワゴン効果(英: bandwagon effect)というそうです

バンドワゴン効果とは、多数がある選択肢を選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果のこと

 

写真を撮りたい欲求を優先し誰かが写真を撮ると、それを見ていた人が同じように写真を撮り始める

その結果多くの親が写真を撮ってはいけない場面でも写真を撮り、自分の子供と遊ぶことよりも写真を撮ることを優先してしまう

 

大切なことは何なのか

そもそもの「目的」は何なのか

忘れてしまいだけれどとてつもなく大切なこと

 

「目的」を理解して自分の行動を決めていきたいものだと、改めて感じました